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異世界とは文字通りこの世界とは違う世界のことだ。
12年前、魔法を使い世界を観察して見ようとした魔法学者が偶然違う世界を発見したことで異世界の存在は証明された。
8年前には世界が複数あることが確認され5年前には異世界を行き来することが可能になった。
そのため探検科はまだできて4年しかたっていない。
「俺はまだ決めてない。美鈴は?」
「じつはあたしもまだ決めてないんだ……」
「まだ時間はあるんだしあせって決めなくていいだろ?」
「うん…そうだねっ、まだ時間はあるもんねっ」
美鈴はそう言って微笑んだ。
「少しながく話しすぎちゃったかな?」
美鈴のその言葉を聞いて時計を見ると短針がすでに9のところをすぎていた。
「それじゃーあたしお風呂入ってくるねっ」
そう言って美鈴は風呂場のほうに歩いて行った。
風呂かぁ………風呂というと裸になるわけで、ということは今美鈴は裸なのか……
そういえば美鈴の肌、綺麗だったよな……
すごく柔らかそうだし……
って俺は何を考えてんだっ、しっかりしろ俺の理性!
「ユートっ、いるっ?」
俺が本能と戦っていたら美鈴の声が聞こえてきた。
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