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「へー……じゃあきのうは二人だけでおとまりだったですか?」
………
「まあ……そうだけど………」
「ずるいですっ、ユーくんだけスズちゃんの家泊まるのずるです!」
お前は若い男女が二人っきりで一夜をすごしたことなんてどうでもいいんだ………
相変わらず子供みたいなやつだな。
「じゃあアイちゃんも泊まる?」
いつの間にか美鈴がやって来ていた。
「いいですかっ?」
「うん、じゃあ今日は学校終わったらいっしょに帰ろうか?」
「りょうかいです!」
どうやら今日はアイコも泊まることになったらしい。
「ユート、早くご飯食べないと遅刻しちゃうよ?」
「マジで?」
「うん」
腕時計をみて見ると8:06と表示されていた。
俺達は急いで朝飯を食べ終わると急いで学校に向かった。
途中でアイコが猫を見つけて追いかけたりしたせいで俺達が教室についたときには予鈴がなってから10分くらいたっていた。
つまり遅刻だ。
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