9人が本棚に入れています
本棚に追加
「山下先生っ、ユートとリンちゃんが魔獣に襲われているんです!助けてください!」
あたしはすぐに山下先生にお願いする。
「そのことならば知っている。すでに助けを向かわせた」
あたしはそこまで聞くと安心して腰がぬけそうになる。
「安心するのはまだ早いぞ。実習はまだ終わってないのだからな。」
山下先生はそう言うとあたしに襲いかかってくる。
あたしは抵抗もできずに捕獲されるはずだった。
だけどあたしは捕まる前に白い光に包まれる。
その光のせいで視界が真っ白になる。
「この光………まさか《大清浄》」
そう山下先生がつぶやいた気がした。
最初のコメントを投稿しよう!