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「ユート……お前美鈴ちゃんと同棲なんてしてないよな?」
近くにいた男子が俺に聞いてくる。
や…やばい……ってなんかみんなこっち見てるしっ
「今は一緒の家でくらしてるよ?」
美鈴ぅぅなんてこと言ってくれるんだっ
「マジかよ……本当に同棲してるなんて…」
「ちょっ…私達まだ高校生よ?」
「俺美鈴ちゃん狙ってたのにぃぃ!」
美鈴の言葉を聞いたクラスメイト達が騒ぎだしていく
「ち…ちょっと待てみんな、べつに俺達は同棲してるとかじゃあないんだって!」
「嘘をつくなっ、美鈴ちゃんが自分で言ったんだぞ!」
「「「そーだそーだ!」」」
「た…たしかに一緒にくらしてるけどそれは俺の親が旅行に行っていないから美鈴に面倒見てもらってるだけだ!」
「一緒にくらしてたら同棲だろ?」
「美鈴ちゃんに面倒見てもらってるだと……ユートのくせに生意気なっ」
「美鈴…あなたはいつの間にか大人の階段を登っていたのね……」
だ…だめだ……こいつら止まらない……
「ユ…ユートっ、どうしよう、あたし達同棲してるっ」
なに赤くなってんだよ美鈴っ
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