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俺は買い物をするために近所のスーパーにやって来ていた。
このスーパーは2階建てで1階は普通のスーパーなのだが2階はゲームセンターだったりする変わった仕様をしている。
俺が目的の品をとってレジに向かおうとすると後ろから声をかけられた。
「あの~…あなたはもしかして国立魔法第一学校の人ですか?」
俺が振り向くとそこには紺色のブレザーを着た3人の女の子がいた。
3人共スタイルが良く顔立ちも整っているので話しかけられて正直俺はドキドキしている。
「そうだけど…」
「ほらっ私の言った通りでしょ?」
「どうしよう顔も悪くないし彼女に立候補して見ようかな…」
「ちょっとっ、抜け駆け禁止!」
俺が魔法学校の生徒であることを認めると女の子達は急に騒ぎだした。
しかしそれはしかたのないことだった。
魔法学校は一握りの人間しか入れない難関学校であり魔法はほとんどの人間の憧れなのだから…
「すいません…俺急いでいるので用がないならこれで……」
俺はこのてのミーハーはあまり好きではないのでとっとと買い物を済ませて家に帰ることにした。
「ちょっとっ、あんた達のせいで逃げられたじゃないの!」
「知らないわよっ、そんなの!」
「次見つけたときは絶対逃がさないんだから!」
立ち去るとき何か聞こえたきもするけど気にしない…
気にしたら負けだ。
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