新学期

4/14
前へ
/25ページ
次へ
柔らかい笑顔はそのまま 「大丈夫ですか?」 と聞いてきた。 はっとした私の顔はリンゴのように赤かっただろう。 「あっはい。だっだいじょうぶです。 転ばなかったし きっ気にしないでください!!」 めちゃくちゃテンパってしまった… それをみてまた苦笑している。 あぁー恥ずかしい。 そう思ってうつ向いていると 彼はしゃがんで私の目の前に現れた。 全身の血が顔に集結するのが 自分でもわかる。 「そうですか。それはよかったです。 もう1つ聞きたいことが…」 「なっなんでしょう?」
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加