悪夢からのスタート

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私は、窓の外を眺めていた。 私は、重要なことを決断しなければならなかった。 選択を間違えれば、時空界は未来で消えてしまう。 それだけは防がなければならない。もう、未来界のように、天界と地界の好きにはさせられない! ……いくら身内だからって、許されることではないこと、母上も父上も存じてるはず。 それなのに、身内の私を殺すおつもりだなんて…… 「幸様、そろそろ御決断を」 そう言ってきたのは、イザナギだった。 「分かりました。皆様に大広間に集まるよう、伝えてください」 もはや、後戻りは出来なくなった。 私は会議服に着替え、大広間に向かった。 「では、これより臨時会議を行います」image=390540949.jpg
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