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「臨時会議、と言うことは、幸様、御決断なされたのですね」
イザナミの問いに私はしっかり頷いた。
もう、迷わない。
自分で決めたことは、最後までやり通してみせる。
「私の話はもしかしたら、信じられない話かも知れません。それでも聞いてくれますか?」
私は確認した。
皆が頷いたのを確認し、私は話を始めた。
【結論、私たちは妖界と魔界に同盟を申し込むべきだと、思います。
私は、先日未来界に行ってきました。
何故かと言いますと、未来の時空界の様子を見に行こうと思ったからです。
しかし、その未来界には、時空界はありませんでした。
これから始まるであろう、世界大戦で滅びてしまったのです。
未来界の長、穂波修羅(ホナミシュラ)に話を聞いたところ、滅ぼしたのは、天界と地界の者、主に天界、地界の長率いる連合軍のような存在です。
私たちは、対抗しなければならない。そして、その話を聞き、私は未来界にあることを誓いました。】
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