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外はすでに日が没し、すっかり暗くなってしまった
俺は、村の外れにあるとある民家で夕食をごちそうになっていた
「先ほどは危ないところ助けていただき、ありがとうございました」
「いや~、別にいいですよ。お礼ならちゃんといただきましたから」
「マァ、まだ礼がシタイなら身体d」
取りあえずバカなことをアホナビが言いだす前に床に叩き伏せて、上からすり潰すように踏みつける
そんな様子を、慈愛に満ちた、そしてやや困惑したような笑みを浮かべて見つめる女性がいた
フィーナ=ラグナー、この民家の家主で、俺がさっきクズA・Bに絡まれているところを助けた女性だ。背は西洋人にしては低めの160前半(目測)、綺麗に澄んだ湖の様な碧眼と、蜂蜜のように柔らかな色合いの金髪が腰ほどまで伸ばされていた。目鼻口といった顔のつくりも小柄で整っていて、自分に文才がないことを悔やむほどに彼女は美しい。スタイルなど、もうたぶん女性の誰もが羨み、嫌でも男性の注目を惹いてしまう
「ん?どうかしました?」
「あ、いえ何でもないです」
いかんいかん、ついつい視線が彼女の母性の象徴に行ってしまった。これじゃあ、あのクズどもと同類じゃないか
「……ムっつりすk」
グリュッ!
取りあえず足裏でつぶされているそいつにさらに体重をかけといた
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