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「もぉ、サイッテー!」
白いペンキを頭からかぶった彼女が言った。どろりとした白があの白濁を思わせて、俺は思わず目を逸らした。
彼女のスカートから伸びる足がM字に開かれていることにさらに欲情を煽られる。
「早く拭けよ」
俺は咳払いをして彼女にタオルを投げた。
「昨日のこと、思い出した?」
タオルを受け取った彼女がクスクス笑いながらお礼を言うから、
「なんだよ!」
そう言って、噛みついてやる。
「もぅ、エッチ~」
「うるせぇよ」
子供っぽいとは思いつつも、ぷいと彼女から視線を逸らし、夕日に染まった窓の外を見る。
「ね、服貸して」
「は?」
戻した目の先には彼女の細くて白い肩。彼女が好きな浅葱色のキャミソールが妙に鮮やか。
「ちょっと聞いてる?」
思わず直視して、彼女から慌てて目を逸らす。
それなのに彼女は逸らした視線の先に入ってきて、上目遣いで見てくる。上目遣いな彼女を見ると視線が少し下がって、大きすぎず小さすぎずな胸が柔らかそうな白い谷間を作る。
「あ、おう。服だったな」
俺はそう言って、彼女にワイシャツを脱いで渡す。
「ありがとー」
今度は笑わずにお礼を言った彼女が俺のワイシャツを羽織った。
身長差の関係で、俺のワイシャツは彼女には長すぎて、袖からは指先しか見えない。
彼女が少し童顔な事もあって、なんかロリっぽい。
「ねぇ、今日もシない?」
「お、おう」
彼女の優しい誘いに俺は思わず頷いた。
「さっきから詰まってばっかだよ」
彼女が笑う。
「ドコにする?ウチ、それともホテルとか行く?」
「俺んちにしよう。親父もお袋もいねぇし」
「うん」
彼女のと俺の。二つのスクバを担いだ俺は、ロリっこな彼女と手を繋いで校門をでた。
END
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