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泥がかかった葉をまとい
ボサボサの頭
正しくない道を
泥を残しながら歩く
周りはキラキラ輝く七色の服を着て
白い目を向けて立ってる
その曲がった唇からは、
矢の様な言葉を放ってる
そんな目で見られても
私はこうじゃないと歩けない
昔は、違った。色のある服を着てた。
けれど、心を裸にして生きようとした時、深い泥にグチャン。
気がつかずにグチャン。
泥は体に飛び散って、一生とれない痣のように染み付いた。
泥だらけの人間はどこに行けば良い?
きっと、泥を落としていくだけ…
もし、この泥をわざと踏んでくれる人がいたら、その人を心底から、愛せるかもしれない。
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