2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
泥がかかった葉をまとい ボサボサの頭 正しくない道を 泥を残しながら歩く 周りはキラキラ輝く七色の服を着て 白い目を向けて立ってる その曲がった唇からは、 矢の様な言葉を放ってる そんな目で見られても 私はこうじゃないと歩けない 昔は、違った。色のある服を着てた。 けれど、心を裸にして生きようとした時、深い泥にグチャン。 気がつかずにグチャン。 泥は体に飛び散って、一生とれない痣のように染み付いた。 泥だらけの人間はどこに行けば良い? きっと、泥を落としていくだけ… もし、この泥をわざと踏んでくれる人がいたら、その人を心底から、愛せるかもしれない。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!