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「明…オ前ニハ……死ンデモラウゾ…」
女の子は言った。
その子の標的は私でした。
…って!!!
「なぬぅぅぅ!!?(・Δ・;)」
「明は下がって!!!
この子くらい低級な奴なら
私だって戦えるから!」
低級?戦う?なんじゃそりゃ――!!!!💦
しかもアキラちゃん剣だしてるしぃぃ!
ちょっとちょっと!銃刀法違反だよ!!?
「ドケ!ソイツハ私ガ殺ス!」
「絶対ダメ!そんな事
させないんだから!」
アキラちゃんは剣を振り上げた。
「無駄ダ!ソノ剣ハ勇者
デシカ扱エヌ!オ前ニハ無理ダ!」
「やってみないと
分からないでしょう!」
アキラちゃんは剣を
女の子に降り下ろす。
見ていられなくて私は顔を横に向ける。
「ぅぐっ…!」
次の瞬間聞こえた悲鳴は
女の子からじゃあなく、
アキラちゃんからだった。
「アキラちゃん!!?」
私がアキラちゃんを見ると
腕から少し血が出ていた。
私は慌ててアキラちゃんに駆け寄った。
「……っ!来ちゃダメ!明!」
「えっ…?」
私がビックリしていると、後ろから
「覚悟シロ…!!!」
と女の子が小刀を降り下ろそうとしてた。
「ぎょぇぇぇぇー!!!!」
私はとっさに
さっきアキラちゃんが使ってた
剣を持って、盾のかわりにした。
ガキィィィン!!!
ものすごい金属音がしたと思ったら、
女の子が倒れていた。
明「だっ…大丈夫!?」
ア「明やめなよ…、敵よ?」
私が女の子に声をかけたが
応答はなく、
死んじゃったのかと心配した直後
女の子は起き上がった。
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