非日常

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「そんなんだからお前は英語の成績が…」 キーンコーンカーンコーン と無機質な機械音のチャイムが授業終了を知らせる。 「チッ」 と舌打ちをして 「よし今日はここまでだ。よく復習をしておくように。」 と他の生徒に言い残し彼は教室から出ていった。 「ったく、英語なんかできなくてもここは日本だぞ?日本語だけで十分だろ。」 と俺は文句を言い、トイレにでも行こうかと教室を出た。 そうしてトイレに入り、用を足すわけでもなく鏡の前に立った。
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