第1話

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それはすべて意識だけがあり和葉がやっていることではなかった あたしは木刀を手の平にむけ強くさした いたっ なぜかそれを着物をずらして胸元にある紋様にひっつけた なにしているの!? あたし!! みるみる力は抜け視力ももとにもどった あたしはその場にへたれこんだ 『『『『大丈夫か!!!???』』』』 着ていた人たちはあたしにかけよった 『あたし…体にものすごく力がみなぎって目が…』 『目がどうした!!??』 『土方さんが走ってくるのが…すごく遅く歩いているようにみえた』 『『『『!!!』』』』 『それで…体が勝手に動いて…土方さんも勝手に避けてて…意識だけしかなかった…』
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