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死ぬのは人に忘れられたときだとよく人は言うけれど、それじゃあ君はどこにいるんだろうね。
君のお墓の中にはいないらしい。
誰かがそんな歌を歌ってた。
千の風になってるのかな。
それじゃあわたしは鈍感だから、君を見つれられない。
私の心の中かな。
誰かがそんな本を読んでた。
でも、それじゃあ君に触れたり、頭を撫でたりできない。
それに、心の中がどんなに君でいっぱいになっても、わたしの夢には出てきてくれないじゃない。
そんなの、イヤだ。
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