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それは俺がまだ、
未熟だった頃・・・。
俺は今日のように、
縁側に座り外を眺めていた。
真っ赤にに輝く
夕暮れはとても
美しく眩しかった。
俺はそんな空をじっと
眺めていると隣に
そっと座りこむ者がいた。
・・・
そいつは、何もいわず
夕暮れを見つめていた。
そいつの髪は、光が差し
夕暮れの空なんかより
ずっと、綺麗で俺は
思わず見とれてしまった。
そいつは、こちらに
気づきにっこり微笑む。
俺は吃驚して顔を
反らしてしまう。
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