二章

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二年の教室まで来た佐山達は清水に事件当日の事を聞こうとすると 「うるせえな!てめえらに言う事なんてねえ。」 と突っぱねられた。 だが、佐山は諦めずに 「ですが、警察にまで嘘をついている訳ですから、それなりの訳がなければ…」と食らいつくが 「てめえ、いい加減に…」 と清水は佐山に殴りかかろうとしたが、前橋が間にわって入り 「まあまあ、そんなに言いたくなければ。俺達も警察ではないですし…」 と言って引き下がる事にしたが 鈴本が「しかし、加納さんの言う通りに事件当日に残ってた奴らの話を聞いたけどあの中に下里先生を殺した奴がいんのかな?」 そう言うと「まあ、何にせよ。頼まれた事を加納さんに報せて判断してもらおう。」 佐山はこうまとめた。
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