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それから30分ほど経ち、鍋とコンロを片づける。
この時は、護が気をつかって、鍋や食器を洗った。
護が、食器を洗い終えた時だった。
森林が、護の後ろに立った。
「護」
その言葉に、振り返る護。すると森林は言った。
「護、あのな…今夜は、アレしようか?」
「アレ?」
「ああ、じゃ風呂入るな」
森林は、そのままバスルームへ向かった。
護は、ビックリして、考え始めた。
「アレ?アレって…なに!?」
護には、思いあたる事がまったくなかった。
なぜなら、2人は、まだキスもしていなかったからだ。
そんな状態なので、アレと言われても、わからなかった。
「え…だって、ハグはアレなんて言わないし…なに!?」
そんな事を考えているうちに、森林が出てきた。
「護、風呂入りな。使い方はわかるな?」
「あ、うんっ!大丈夫だよ」
護は、とにかく風呂に入ろうとバスルームに向かった。
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