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あの不思議な体験をし、そして、護が森林と恋人という関係になり数ヵ月が経った。
放課後になると、森林は校門付近にいて、護と一緒に帰るようにしていた。
「じゃあな、護。また明日!」
護は、友人の祐次とは、校門を出ると別れる。
他の生徒たちは、森林と護が一緒にいるのを見ると驚くが
森林は、まったく気にせず歩いていく。
「護、今日はどうする?」
「うん、森林くんの家に行きたいな」
護が、微笑んで言うと、森林はうなずいた。
森林の家には、何度か行っていて家だとゆっくり話せるので
護は聞かれる度に「家に行きたいな」と言っていた。
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