そんな告白の話。

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藪から棒……だった。 いや、もはや棒どころか熊が出たんじゃないか、住宅街から。 「ねーロリンゴー聞いてんのー?」 ……もしや、ドッキリ? その辺に親友の美亜ちゃんが隠れて笑ってるんじゃなかろうか。 きっとそうだ。そうに違いない。いや、そうであってくれ。 「……ドッキリじゃないよ?」 『……っぅえ?!』 ぅえ、って。我ながら可愛くない反応だ。 というか、ドッキリじゃないのか。 なら何なのだろう。……罠?いや、同じだろう、ドッキリと。
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