恋のライバルは…

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僕が睨んでる事に 気付いたのか小野くんは… 「そんな怖い顔で 俺を睨んでどうかしましたか?」 「……いや、 別に何でもないよ? にゃーさんとじゃれてなよ」 そう言い放つと 僕は台本に目を移した 小野くんは、 何がなんだかわからずに にゃーさんとじゃれはじめた ……… もう、無理…! 僕は、静かに立ち上がり 小野くんがいる所に近付いた 急に立ち上がった僕に 驚いていたけれど気にせずに 小野くんからにゃーさんを離し にゃーさんがいた所に 思い切り抱き着いた 僕の大胆な行動に驚いていた 小野くんは、すぐに笑顔になった 僕の大好きな笑顔で 僕の大好きな声で 強く、優しく 抱きしめながら 神谷さん、可愛い と呟いた! 僕はうるさいよと言う変わりに 小野くんを強く抱きしめた .
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