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みんなは机を窓際、廊下側によせて真ん中にスペースを作った
安志「まずはルールを説明しなければな」
安志先生は咳払いをしたあとに説明を開始した
安志「この試召戦争をするためには教師の承認が必要となる。教師が承認するとフィールドができる。これでやっと勝負できるのだ」
伊藤「おおざっぱな説明はそのくらいですか。じゃあさっさと始めましょうよ」
安志「いいのか、細かい事を聞かなくても」
伊藤「大丈夫です。次の時間はLHRですから」
伊藤(そうしないと、時間なくなっちまうからな)
俺は腕をパキパキとならしたあとに啖呵を瀬川に切った
伊藤「おぃ、瀬川?」
瀬川はめんどくさそうに答えた
瀬川「あぁ?」
伊藤「俺が勝ったら土下座せぇや」
瀬川はこの啖呵を聞いたあとに啖呵を言い返して来た
瀬川「じゃあ、俺が勝ったらウニ?土下座したあとに校庭10周走ってこいや」
瀬川はアンフェアすぎる条件を叩きつけてきた
しかし、俺から喧嘩売ったのでこの条件を飲まない訳にはいかない
伊藤「んじゃ、それでいこう」
伊藤(まじかよ(ToT))
俺は心の中で泣いていた
伊藤「ってか、誰がウニじゃ」
俺はもう一度瀬川に啖呵を切ろうとしたその時
安志先生がいきなり叫んだ
安志「ここからは我々の時間だ。承認する」
教室の中の風景がサイバーになった
安志「自分の召喚獸を召喚するには『サモン』と言うのだ」
教室の中には緊張が走っている
その緊張を破って俺と瀬川は言った
〔サモン〕
それぞれの足元から膝くらいまでの大きさの召喚獸が光とともに召喚された
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