―2、壬生浪士組―

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「…はぁ~。仕方ねぇ。降りてこい。」 悪人面の一言で、2人が降りる。 その間に、質問したことをまとめよう。 ・京都。 ・文久3年5月。 ……と言うことは、次は、あれか………。 「…私から、質問をしていいかい?」 上にいた二人が降りて座ったのを確認してから、ゴリラ顔の人が聞いた。 「…君は、何者だい?」 「…私は、藤田皐月です。」 悪人面の人が何か言いた気にいる。 「……おそらく……」 「「「「「…おそらく…?」」」」」 見事にハモったなと思いながら、 「約150年先の未来から、時間を越えたみたいですね…」 「「「「「…はぁぁー?」」」」」 いや、わかるよ。その気持ち。
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