序章

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職員室に行った俺は担当となる先生を探していた。 とりあえず俺は近くにいた先生に聞いてみた。 「すみません。俺、転校生なんですけど、担当の先生はどこにいるか知りませんか?」 すると先生の1人が言う。 「あそこにいるよ。ほら、右端のあの女の先生。」 どうやら先生は女らしい。「ありがとうございます。」 礼を言うと俺は担当の先生の所に向かった。 「すみません。俺、転校生なんですけど。あなたが担当の先生ですか?」 先生が答える。 「そうよ。ゴメンね、1人で職員室まで来させてしまって。迷わなかった?」 少し迷ったが校内地図があったためすぐわかった。 「いえ、大丈夫です。」 「良かった。あ、まだ名前言ってないわね。私はあなたのクラス担任の山中さわ子。よろしくね。」 山中さわ子先生か。なんか優しそうな雰囲気を持つ女性だ。 「とりあえず時間だし、一緒に教室に行きましょうか。」 さわ子先生がそいうと、俺達は教室に向かった。
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