序章

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俺はさわ子先生と一緒に教室に向かった。どうやらクラスは2年3組らしい。 「早くクラスの皆と慣れるといいわね。」 さわ子先生が言う。 「そうですね。頑張ります。」 そいうが、俺はあんまり自信がなかった。 理由は友達との関わり方というのがわからないからだ。 歩いてる内に俺達は教室の前に来た。 「私は中で朝礼するから、少しここでまっててね。」 「はい。」 そしてさわ子先生は教室に入った。 教室は騒がしいが多分俺のことだろう。 (なんだか緊張するな。) 心臓がバクバク鳴っている。 そして 「入っていいわよ。」 さわ子先生が呼ぶと俺はドアに手をかける。 (ま、楽しくなればいいがな。) 妙な期待を持ちながら俺は教室の中に入った。 こうして、俺の桜ヶ丘高校での生活が始まるのだった。
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