Prologue2 ー軽食の楽園ー

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ここまで、幸いカーネルが来ることはなかった。 「・・・・・」 ドナルドは無言で作業をしている。今は、土地を整備している。作業といっても、ドナルドマジックによってすぐに終わる。 だが、ある問題が・・・ 「くそ、こんなところに・・・」 突然の爆発音。地雷だった。 ここは千年前、大きな戦場であった。全世界を巻き込んだ災厄。その影響で水や食料は枯渇し、人々は絶望の道を歩むしかないと、誰もが思っていた。そして、生き延びたいと願うもの同士が存続をかけて争い、いつしか大きな争いになっていた。 その時、全ての技術の集大成として作られたのが、この地雷である。千年もそのままの形で残る、強力な地雷。 「他にもありそうだな・・・」 ドナルドはポテトソードを勢いよく突き立てた。すると・・・
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