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近くで物音がした。どうやら人のようだ。
(誰だ?こんなところに・・・)
しかし、周りを見渡しても誰もいない。
懐からポテトソードを取りだし、臨戦態勢をとる。ポテトソードは、岩をも易々と切り裂くスグレモノだ。
何かの気配を感じた・・・
「そこだ!」
ポテトを投げる。当たらなかったようだ。
着弾点から人が這い出てきた。60から70代ほどの老人のようだ。
「私に気付くとは。少しはやるようだな。私はカーネル・サンダース。KFCを経営している」
「(聞いてもねぇのに勝手に名乗りやがった)俺はドナルド。マクドナルドのドナルドだ。ところであんた、こんなところになんの用だ?じいさんが来るようなトコじゃねえはずだが」
「それは知らなくてもいいことだ。なぜなら、ここでお前は死ぬからだ!!」
そう言いながら飛び掛かって来た。ギリギリでかわす。
「威勢の良いじいさんだな。こんな予定はなかったが、ちょっと付き合ってやるか!」
ポテトソードを振り抜き、テ○○ズでおなじみの魔○剣のような衝撃波を出す。(以下魔神剣で)
避けられるが、ドナルドは見切っていた。
すぐに飛び掛かり、切り付けた。カーネルは前の攻撃の回避に集中していたため、クリーンヒットした。
「なかなかやるようだな。今日はこれで退散させてもらう。」
カーネルは突然消えた。
「カーネルか。その名前、覚えておこう。」
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