Prologue1 ー出会いー

6/7
前へ
/52ページ
次へ
近くで物音がした。どうやら人のようだ。 (誰だ?こんなところに・・・) しかし、周りを見渡しても誰もいない。 懐からポテトソードを取りだし、臨戦態勢をとる。ポテトソードは、岩をも易々と切り裂くスグレモノだ。 何かの気配を感じた・・・ 「そこだ!」 ポテトを投げる。当たらなかったようだ。 着弾点から人が這い出てきた。60から70代ほどの老人のようだ。 「私に気付くとは。少しはやるようだな。私はカーネル・サンダース。KFCを経営している」 「(聞いてもねぇのに勝手に名乗りやがった)俺はドナルド。マクドナルドのドナルドだ。ところであんた、こんなところになんの用だ?じいさんが来るようなトコじゃねえはずだが」 「それは知らなくてもいいことだ。なぜなら、ここでお前は死ぬからだ!!」 そう言いながら飛び掛かって来た。ギリギリでかわす。 「威勢の良いじいさんだな。こんな予定はなかったが、ちょっと付き合ってやるか!」 ポテトソードを振り抜き、テ○○ズでおなじみの魔○剣のような衝撃波を出す。(以下魔神剣で) 避けられるが、ドナルドは見切っていた。 すぐに飛び掛かり、切り付けた。カーネルは前の攻撃の回避に集中していたため、クリーンヒットした。 「なかなかやるようだな。今日はこれで退散させてもらう。」 カーネルは突然消えた。 「カーネルか。その名前、覚えておこう。」
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加