0人が本棚に入れています
本棚に追加
「そっか…」
「はい」
死んだ事実を突き付けられた訳だが、態度では落ち込んでいる様に見えるが内心納得してしまった為、それ程でも無かった
「兎に角、俺は死んだって事で良いんだな?」
「そうだけど、意外ね」
「何がだ?」
「随分と冷静なんですね?…普通、混乱したりするものですけど…」
「混乱はしてるさ、納得はしてるが気持ちの上じゃ混乱したままだしな、それに混乱してたら俺が生き返るのか?」
「無理よ」
「だろ? 死んだ事実は変わらないんだからどうしようも無いじゃん」
「へえ~」
「何だよ」
「噛み付かないで下さいよ、素直に関心してるんですから♪」
「………」
「まぁ、良いです…死亡した事実は理解して戴けた様ですので、次に移っても?」
「…OKだ」
最初のコメントを投稿しよう!