0人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ
「……き……さ………お…さ……」
?…
「……さい、起きて下さい」
「………」
呼ぶ声に導かれる様に目を覚ますが思考がハッキリしないし、目も開かない…
「起きた?…」
声の主は尋ねる様に声をかける
「ん…zzZ…」
睡魔の誘惑には勝てず、声の主には応えずに微睡みに身を委ねてゆく…
「ちょ!? 起きて下さいってば!」
「…zzZ……んぁ?…」
声の主の慌てつつも、気合いの入った声で再度覚醒させられる
「んん…ふあぁ~…」
僕は欠伸をしながら上半身をゆったりと起こす
「ふぅ、やっと起きた♪」
安堵している(と思われる)その声で完全に覚醒し、声がした方へ顔を向ける…
最初のコメントを投稿しよう!