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「このｶｰﾄﾞを持ってて下さいね」
そう言って１枚のｶｰﾄﾞを手渡して来た
「これは？…」
「随分とせっかちですね？まぁ良いです、それに関しては後で説明しますので、取りあえず持ってて下さい」
「……？」
「さてと…Ω…θ…………γ…………α………………」
女性は聞いた事の無い言語で何かを囁きだすと、女性の横にパネルの様な物が現れた
「ふぅ…それでは改めて自己紹介させて貰いますね？
私は、貴方達の世界では【死神】と言われる存在です
色々と呼ばれましたが明確な名前は無いのです
此処までは宜しいですか？」
「えっ…あっ、うん…」
突拍子も無い話だった為に思わずどもってしまうが、気を取り直し先程の説明に疑問が有ったので質問してみた
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