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「待てぇえ!!5万バイト~!!」
深い森の奥。木刀を持った少年は、50センチほどの大きなバッタを追い掛けていた。
長く黒い髪を少年だった。顔にはまだ幼さが残っている。目は大きく鼻筋が通っていて、少女のような顔をしていた。
「我が名はティーダ!!お前を倒す男の名だ!!」
そう叫ぶと、勢いよくティーダは木刀を振り下ろした。
が、バッタはヒラリと右に飛び交わす。
「残念!!お前の行動はお見通しよ!!」
ティーダは手首を切り返し、右へと木刀を振った。
木刀に追いつかれた大きなバッタは、勢いよく吹っ飛び、木に打ち付けられた。
「ガハハハ!!この森では俺が最強だ!!」
ピクリとも動かない大きなバッタを見下ろしながら、ティーダは大きな声で叫んだ。
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