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前田がマジ女のてっぺんにたってからまだ階段を上ってくる奴は現れない。
卒業式から二ヶ月が経ち、明日入学式を迎えようとしていた。
─部室─
学ラン「敦子、今年の新入りは強そうな奴はいるのか。」
ダルマ「あつ姐に勝てる一年なんていませんよ。ねぇあつ姐?」
前田「ホルモンが一年のこと調べてるんだって。」
ムクチ「おそらく鼠なんかと組んでくる。」
副部長になってからムクチは色々喋るようになった。
学ラン「ここからが本番だな。」
ガラッ
ヲタ「今年の骨のありそうな一年をリストに載せました。」
うなぎ「一応二年も入れておいた。」
ダルマ「あつ姐は明日の入学式で演説をするんですよねぇ」
前田「うん。軽い挨拶をね。」
ヲタ「明日、前田が話すということはおそらく皆知っている。」
アキ「入学式の出席率は過去最多になるかもな。」
うなぎ「ていうか何で入学式にうちの部長が話すんだ?」
ムクチ「確かに喧嘩売ってるような…」
ホルモン「よく喋るようになったなムクチ💧」
その時!
ガラッ!!
ドアが開き誰かが入ってきた。
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