慶❤成

2/4
133人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
「シゲ!本当ゴメン、許して!」 俺の目の前で手を合わせ謝ってる小山… 『えっ?何いきなり』 意味が分かんねーって事で訊ねて見た。 「明日なんだけど…無理っぽ…い」 『マジで言ってんの?』 「……うん。」 有り得ねー… 友達から恋人になった俺達。 毎月この日は一緒に過ごそう 中々二人で会えないから そう約束したのに… 『ふーん。理由は?』 「実はさ…」 理由を聞いて激怒した 『合コン?はっ…そんだけ?数合わせの合コンに?その為に俺との約束を断わるとか有り得ねーだろ』 「連れの頼みだから断われ無くて」 友達が大切なのは分かるさ 俺だって友達大切だしっ 仕方が無いけど許すしかないよな… そぅ思ってたのに… 「別にさ、二人で会えない訳じゃないし、会おうと思えば会えるじゃんね?」 俺は、無言でその場から離れた。 会おうと思えば? ふざけんなっ… 「シゲ!ちょっ…シゲってば!」 追い掛けてくる声が聞こえたけどシカト 小山のバカたれ!
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!