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「シゲ!本当ゴメン、許して!」
俺の目の前で手を合わせ謝ってる小山…
『えっ?何いきなり』
意味が分かんねーって事で訊ねて見た。
「明日なんだけど…無理っぽ…い」
『マジで言ってんの?』
「……うん。」
有り得ねー…
友達から恋人になった俺達。
毎月この日は一緒に過ごそう
中々二人で会えないから
そう約束したのに…
『ふーん。理由は?』
「実はさ…」
理由を聞いて激怒した
『合コン?はっ…そんだけ?数合わせの合コンに?その為に俺との約束を断わるとか有り得ねーだろ』
「連れの頼みだから断われ無くて」
友達が大切なのは分かるさ
俺だって友達大切だしっ
仕方が無いけど許すしかないよな…
そぅ思ってたのに…
「別にさ、二人で会えない訳じゃないし、会おうと思えば会えるじゃんね?」
俺は、無言でその場から離れた。
会おうと思えば?
ふざけんなっ…
「シゲ!ちょっ…シゲってば!」
追い掛けてくる声が聞こえたけどシカト
小山のバカたれ!
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