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「で…でもさ…謝らなきゃないことしたのは俺だし…だから…その…」 「原田さん!もう謝らないで下さいよ。返って申し訳なくなっちゃいますよ…」 井上は2人の光景にクスクスと笑いながら朝食の準備をしている。 「お詫びに甘味所でお団子でもご馳走したいな…なんて…」 「お詫びだなんて…」 「団子!一緒に食べてくださいっ!」 ―――どうしよう…?困ったなぁ… チラッと井上の方にめをやり助けを求めると(行っておいで)とにっこりうなずいた。 「では…お団子連れてって下さい…」 艶の答えに原田はパァッと明るい顔を見せて艶の両手を握った。 「本当?うれしい!じゃぁ昼飯食べたら迎えに行くね!」 艶の手をぶんぶん振って喜びを爆発させた。 「でも…お詫びとかは無しですよ?」 「うん!わかった!お団子!お団子食べに行こう!」 盛大にてを振って原田は朝食を食べる広間に向かって飛び跳ねながら走って行った。 。
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