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近藤は機嫌よく笑っているが艶は困惑しきりである。 近藤の耳に口を近づけ声を抑えた。 「近藤さん…土方さんは怒っていらっしゃるようですが…」 土方は眉間に皺を深く刻み苛々している。 「歳~。そんな顔するな飯がまずくなる。いいじゃないか。俺は艶の隣で飯が食いたいんだから!何より艶が困っている。その顔やめれ!」 「……はぁ…困らせてるのは近藤さんでしょうが……。」 土方は深いため息をつき近藤はいたずらな笑顔で艶を見てから挨拶とともに朝飯が始まった。 「艶。私がいない時には…う~ん…そうだなぁ…斎藤の隣で食べなさい。」 「はい。わかりました。」 近藤はうまいうまいと至極機嫌よくご飯を食べているが、土方はなんども近藤を見てはため息をついていた。 。
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