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他人事だと思って…と結城は机に頬杖をついた。
おそらく結城の顔はひきつっているだろう。
もうこのまま学校爆発しねぇかな。
物騒なことを半分本気で考えながら、カバンから四本入りのブロック型ビスケットを探す。
と、ガサゴソやってる結城の目の前にヌッとおにぎりが現れた。
「結城君またお昼ご飯カロリンメイトですか」
おにぎりから伸びている腕を辿ると、隣の席の富田創太(とみたそうた)に行き着いた。
「不健康の鑑ですよね。結城君って」
もう片方の手にもあるおにぎりをモグモグしながら富田は喋る。
「創太は健康的に食ってもちっちゃいままだけどな」
「な"!」
富田は、もう一口かじりつこうと大口を開けたところで固まった。
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