41人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし秀明にはそんなことは問題ではなかった。
秀明の目線は秀美の胸。
明らかにでかい。
「どうかした?した向いてるけど・・・具合悪いの?」
そんな秀明の目線に気付かない秀美。
「いや~見事なおっぱいで」
「え?おっ・・・?」
カァ~っと秀美の顔が赤くなっていく。
「セクハラよ!//女の子に向かっておっぱいだなんて!私だって気にしてるんだからっ・・・ね!」
そういって秀美は木刀をとりだし突きを放った。
それをかわす秀明。
ちなみにこの学校は強いものが生き残るという教育方針があるため皆武器を所持している。
「避けられた!?」
「あぶねぇ!」
「くっ!まだまだ!」
「ほっ!はっ!よっと!」
数分間秀美と秀明の攻防が続いた。
そんなやりとりを笑いながら見ている人物がいた。
ホームルームが終わって休み時間。
「いててて・・・普通死ぬぞ?あの暴力女め・・・」
「おい!お前」
秀明にまた一人の女子生徒が話しかけてきた。
こちらは腰まである黒い長い髪。
秀美よりも長い。
目付きが悪いが大変美人な女子生徒だった。
最初のコメントを投稿しよう!