41人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「分かった。幸せになってね」
そう言いながら俺は煙草の火を灰皿で消しながら愛想笑いを作った。
「あなたって最低…」
女は涙ぐみながらホテルの部屋を出ていった。
やれやれ。
女ってこれだからめんどくさい。
自分で愛してるだのなんだの言って来て勝手に尽くして今度は愛してくれないと言って去る。
愛せと言われてもね…
こっちは身体だけでもいいから付き合ってほしいと言われたから付き合ってやったのにいつの間にか彼女面して厚かましい。
最初のコメントを投稿しよう!