第一章

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―デザールから少し離れた砂漠 ザ…ザ…ザ… 「はぁ…はぁ…」 砂漠を歩く人影 足取りは遅く 着ている服やズボンは ボロボロになり 砂がついている 「あの…くそカウボーイめ… 会ったら…ぶっ飛ばしてやる…」 ジリジリ… 暑く照らす太陽 熱を帯びた砂からは 暑い空気がムンムンと伝わってくる 「……ん? スンスン…スンスン…〓」 なにかに気付く 匂いだ 微かに香る… 「カウボーイの匂いだ! デザーーーーーール!!!!!!」 途端に 猛ダッシュで走り始めたそれは 目前に微かに見える 町を目指す
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