第一章

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「やっと見つけたぞ! こんガキ!!」 大声が道に響く どうやら 今、金髪にぶつかった 布をかぶった者が チンピラに 捕まったようだ 金髪「……」 「は、離してください!」 チンピラ①「うるせぇ! いいから俺たちに着いてきやがれ!!」 チンピラ②「"また"痛い目見たくなきゃ おとなしくするんだな」 チンピラ③「ク、ク、くそガキぃぃぃ!」 金髪「……いやいや 関係ない関係ない 面倒事はアイツだけで十分だ」 金髪は 背を向けて その場を去ろうとした その時だった バサッ チンピラ①「オラアァァ!!」 「キャア!」 金髪「ん?………"キャア"?」
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