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中丸は屋上から飛び出した。
亀｢中丸！｣
上｢ふん。｣
中丸ｓｉｄｅ
ハァ～。
なんだよあいつ。
もう、オレはいらないんだ。
はやく、みんなの前から消えなくちゃ。
そんなことを考えていたら、生徒会の顧問の先生に呼ばれた。
錦｢中丸。｣
中｢はい。｣
錦｢すまんがこれから、大丈夫か？｣
中｢はい。｣
錦｢話があるんだ。｣
中｢はい。｣
錦｢オマエ、最近疲れてないか？｣
中｢いえ、そんなことないですよ。｣
錦｢そうか。｣
中｢話ってこのことですか？｣
錦｢いや。
これからが本題や。｣
中｢はい。｣
錦｢保険医の小山が言ってたんやけど…。｣
中｢はい。｣
錦｢中丸、リスカしてるって。｣
中｢…。｣
錦｢中丸、どうなんや。｣
中丸は、黙って錦戸に左手手首を見せた。
錦｢そっか。
ありがとう。｣
中｢先生は何も言わないんだね。｣
錦｢オン。｣
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