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上田side
うっ。
ここはどこ?
見たことのない真っ白な天井。
独特の消毒の臭いでここが病院であることがわかった。
それと同時に、オレは死ねなかったこともわかった。
聖「上田!」
上「聖?」
聖「よかった。」
上「ゴメン。」
聖「いいよ。
生きて帰ってきてくれたんだから。」
上「中丸は?」
聖「隣で寝てる。」
上「えっ。」
そこには弱々しく響く機械音の中に中丸はいた。
中丸side
あれ、ここは?
オレは、死んだのか?
生きてるのか?
「…い…ち…ゆういち」
誰かが俺を呼んでいる。
行かなきゃ。
亀「中丸。」
田「大丈夫だよ。」
中「うー。
う~ん。」
亀「中丸!」
上「雄一」
中「ここは?」
亀「病院だよ。」
中「そっか…。」
上「中丸。
ゴメン。」
中「よかった。
たっちゃん生きてた。」
赤「本当に2人が無事で。」
亀「田口。
先生呼んできて。」
田「うん。」
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