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「心…?」
「そうよ…普通の店と思った?貴方は、感じなかった?普通じゃないって…」
フゥーと、煙を口から出す絶華。
「…。」
黙り込むマリカ。
この人もやっぱり普通じゃないって感じたんだ…
「叶えてあげましょうか?」
マリカは、絶華を見つめる…
「本当に…?でも…貴方なら私の願いを叶えてくれる…根拠はないけどそう思うんです。」
そう言いながら春飛のだした紅茶に口をつける。
「叶えるわよ…。タダじゃないけどね。寿命を貴方は、私に払うのよ。」
「…。どのくらいですか?」
少し警戒しながら、そう聞くマリカ。
「そうね…。3年でどうかしら…?」
「3年であの人との【愛】…」
少し俯きながらマリカは、言った…
「お願いします…。」
こんなコト俺の日常にはなかった。
さすが、【非日常】。
そう思いながら春飛は、口角をあげた。
「サイコー…」
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