第1 きっかけ

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今から2年前、 私が中3の時に愁耶(しゅうや)に呼び出された。 私の中で、愁耶といえば“仲良しの男友達”でしかなかった。 愁耶ゎもともと綺麗な顔立ちをしている。 サッカー部で運動神経抜群ときたら、愁耶がモテるのもわかる 愁耶とゎ幼稚園の頃からの仲 だから、いつも2人でバカやったりもした。 大切な“男友達”だったんだ… 「美乃~!ちょっと放課後中庭来いよ♪いーモン見してやる☆」 「えー!!いーモン!?」 私ゎ単純で*イイ物*に目がない。 「おぅ☆だけど、ひとりで来いよ!」 「なんでだょー!」 「イイから♪」 渋々了解した私。 なんでひとりが嫌かって? ひとりが嫌なんぢゃない 愁耶と二人っきりがダメなの。 愁耶ゎモテるから、二人っきりだった後が怖い。 女って怖いよね…
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