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*愁耶side*
俺ゎ嫌われた?
もぉダメか?
愁耶の顔が一気に曇る。
なんで俺達こんな事になってんだ?
その時、俺ゎとっさにひなたを睨みつけた。
俺ゎ人のせいにして最低かもしんねぇ。
けど、この女がむかつく。
俺の視線に気付いたのか俺を見上げるひなた。
そして一瞬体をビクッと震わせた。
「なんですか?小野寺さんと上手くいかないのを私のせいだと思っちゃてんですか?」
「あぁ?大体てめぇが俺にキスした事が悪りぃんだろ!!」
心を見透かされて更に苛立った。
「先輩…そんなに小野寺さんが好き?」
俺ゎコクリと頷く。
「………なんで?」
直球過ぎる質問。
なんでか……
「一緒にいて飽きないょあいつゎ………もぉずっと一緒だけど、毎日意外な一面を見つけるくらいな」
ほんとに面白いやつ…
「そぉ…そこが好きなの?」
そこ………
「なんだかかわいいんだよ…ドジだし、オーバーリアクションだし、無駄に強気だし…だけど実は傷つきやすくて、不器用で…そぉゆう事全部引っくるめて好きなんだ」
話し終える頃にゎひなたゎ目を真っ赤にしていた。
「相当惚れてるんですね」
「あぁ、だから俺ゎお前の気持ちにゎ答えられない。ごめん…」
そのことばを聞いたひなたゎ顔を上にあげた。
おそらく涙が流れないようにしてるのだろう。
「あーあ!!失恋かぁ♪残ー念☆」
「ひなた…」
必死に涙を抑えるひなた
「もぉあたしゎいいからぁ♪早く先輩んとこ行ってあげなよ!!」
「…ひなた…」
「あたしの事もぉ呼ばないで!!」
この時ひなたの目から涙がこぼれた
俺ゎ初めてひなたを綺麗だと思った。
「サンキュ」
そぉ言い残して俺ゎ美乃を追いかけた。
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