第1 きっかけ

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「遅ぇーよ!!」 中庭にゎ、愁耶がひとりベンチに座っている。 「ゴメン02」 手を合わせて謝る。 「で、いーモンって?」 「あ?んなもん、美乃が遅いから無し!!」 「ハ!?」 何よぉ~!! 見たかったぁ~!!! 「………プッ!!」 愁耶がいきなり笑い出した。 「なっ何!?」 「お前………くくくっ…いくらなんでもっ……そこまでっ…オーバーリアクションしなくてもっやべ笑える!!」 カァァァ/// 「何よ!!だって見たかったんだよ!?」 ついムキになってしまう 「わかった02!!ホイこれ♪」 出されたのは…2枚のチケット? 「遊園地のチケットだよ☆」 「えー!!あの有名な所の!?しかもフリーパス!?なかなか手に入んないよね?」 その遊園地ゎ最近出来たばかりで、とても人気がある。 チケットゎ前売りだと、3ヶ月くらい待たないと取れない。 その日に買おうとすると、半日待つのゎ当たり前。 とにかく、とてもレア物だ。 「やるよ!!」 やるってチケットを? 「えっ!?悪いよっ!!つか、自分で行きなよ!!」 「俺ゎ、そこに行くのにゎ条件があんだよ!!」 条件? 「何ソレ~!!」 次に発する愁耶の言葉で私ゎ固まる事になる…… 「お前の彼氏になれれば行ける」 エ………? 真剣な愁耶の瞳 「つまりゎ、………付き合お!!って事だよ///」 「へっ!?///」 きっと今私は、真っ赤だろう。 でもソレ以上に真っ赤な愁耶が可愛く見えた。 たったそれだけで私は…… 「一緒に遊園地行こう?」 と、告白をOKしたのです
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