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いつもなら30分くらいかかるのを15分で学校に着いた。
「ありがと♪行ってきまぁす!!」
私が車をでた瞬間に甲高い声が響く。
「翔くん!?おはよう☆」
あれ?
気のせいかな?
愛の顔赤い?
「おー愛!!おはよう!」
なんの変哲もない事なのに…
何かが…変。
「変だね…?」
私はとっさに言ってしまった。
「え!?何が…?」
愛は少し焦る。
「なんでもなっ」←美乃
バコッ
「いったー!!!誰!?」←美乃
何かが後頭部にあたったのだ。
「はよ…」
そこにいたのは、愁耶だった。
「おはよう…朝から痛い(ノ_・。)」
「悪かった♪…あれ?翔先輩!!!」
実は昔から一緒な2人。
中学生の時サッカー部も一緒だった。
だからすごく仲がいい。
「つか、俺の目の前でイチャつかないで?」
仲はいいんだけど、にぃには私と愁耶が一緒にいるとすぐ怒る。
「なんでだよー!!いいじゃん、高校生だぜ?」
「え?俺は、美乃と付き合う事許してないけど?」
腕を組んで偉そうにするにぃに。
だけど、愁耶も負けない。
「いや、俺達おじさんにOK貰ったんで♪」
と勝ち誇った顔をする。
「は!?それまぢなわけ??俺の存在は??」
あたふたするにぃに。
こりゃ負けたな(ワラ
「愁耶~!そろそろ時間が…」
きりがないので止めに入る。
「あ♪そうだな☆」
「キモっ!!何にやけてんの?」
愛がからかう。
「うるせー!!」
「何照れてるの?」
私もからかってみる。
すると
ガバッ
「あんまり言うといじめるよ?」
愁耶は、顔を私とギリギリまで近付けて、ちょっとエロめに言った。
その仕草につい心が高鳴る。
「何言って…」
「本気だけど?」
カァァァ///
「…顔…赤いよ…?」
「…そんな事…無いもん…///」
隠すので精一杯だ///
「じゃ!!俺らは、これで。」
「…え!?わ!!!ちょっ愁耶。」
私は無理矢理校内に連れていかれた。
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