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*愛side*
朝学校に着いたら、ちょうど美乃がいた。
挨拶をしようと思い、そこまで走った。
けど、美乃と同時に翔が見えた。
「翔くん!?おはよう☆」
彼氏と朝から会えるのは、嬉しい。
けど、美乃にバレちゃいけない。
いけないってよりか、私がきっと気まずくなると勝手に思ってるだけだけど…
だから平然を装って話した。
だけど…
「変だね…?」
美乃の一言。
ほんとに焦った。
しっかりごまかす事も出来ない。
そんな時、愁耶が来てくれてよかった。
翔くんと愁耶はワイワイやってる。
この風景昔から好き。
「愁耶そろそろ時間…」
美乃がきりがないと思って止めに入った。
「あ☆そうだな♪」
なぁに照れてんだか…
ちょっとからかうか♪
「キモっ!!何にやけてんの!?」
でもコレがまずかったらしく、美乃は何かを愁耶と話して、校内に入って行った。
「行っちゃった。」
翔を見上げる。
「うん…つかなんで翔くんって呼んだ??」
「ん?いや、いつも通りにしないと…」
「ふ~ん…」
そう言って、美乃達をみつめてる。
翔…私知ってるよ?
昔、本気で美乃が好きだったんだよね?
このことにひどく胸が締め付けられる。
「翔…」
「愛…あいつら行ったしイチャつかない?」
「えっ!?」
今まで味わった事が無いドキドキ。
きっと年上ってゆうのもあるけど…
みんなの前では決して見れない翔の顔。
この顔が見られる///
すごく嬉しい。
「顔赤くなってるし♪」
いたずらに笑う顔。
「なって無いし!!!」
ついツンツンで答えちゃう;
「あーあ!そういう事言うならキスしねぇ♪」
ぷいと向こうを向かれてしまう。
「えっ…」
「フッ嘘だよ♪そんなにシテ欲しかったんだ?」
「なっ///だって翔がっ…///」
「…黙って?」
騒ぐ私に少々強引にキスをした。
「~っ///」
「赤くなって!かわいい♪」
いつもからかう。
ならば…
ムギュー
「え?…愛!?///」
私は思いっ切り抱き着いた。
「えへ♪赤くなってる~☆」
からかい返す。
「あ!?赤くねぇよ!!!」
「むふふ♪…今日は会えて嬉しかった。」
「愛…」
「そろそろ時間だ…」
「また会おう?デートしよう?」
「…うん。行く!!」
「じゃあ行っておいで?」
「行って来ます。」
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