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「とりあえず座って?」
2人をリビングに入れる。
「ありがとう。」
「で?誰なわけ?」
愁耶は紅茶を啜りながら聞く。
「それは…」
「あれ?愁耶と愛。どうしたの?久々だな!」
この男は!!
「にぃに!今大事な話があんの!」
すると、にぃには私の目の前に座った。
「へぇ!!なんの話?」
ブチッ
舐めてんだろコイツー!!!
「にぃに!!いい加減にしてよ!」
私は無理やり、にぃにをどかそうとする。
「待って!」
愛が割り込む。
「愛?」
「待って?翔君、も…一緒に、ね?」
???
なんで?
「いいんじゃねぇの?愛の事聞くんだし。」
「愁耶。…わかった。」
愛は、笑う。
いや、ホッとしたように見える。
「ごめんね?」
「愛…」
「さてと、じゃあ話すか?」
伸びをしながら、にぃにが言う。
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