第2 初デート

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お化け屋敷に着くとカップルがたくさん並んでた。 「カップルだらけだね!」 そぉ言って愁耶を見上げる。 「ん?そぉだなっ♪みんな『きゃー☆』とか言うんぢゃね?」 そぉ言ってこっちを向いてにかっ☆と笑う その笑顔にドキってするんだよね ついこの間まで“男友達”だったのに… 今ぢゃすっかりハマってしまったみたい♪ だから最近思うの こんなに背高かったっけ? こんなに声低かったっけ? こんなに目大きかったっけ? こんなに指長かったっけ? こんなにかっこよかったっけ? 何より………… こんなに好きで好きで堪らなかったっけ? って。 自分でも不思議なくらい愁耶に惹かれてる 告白の時あんなにありえない!って言ってたのが嘘みたい。 「なぁに自分だけの世界にいっちゃってるの?」 突然愁耶に話し掛けられた。 「ぅお!?」 あたしが考え込んでる間に順番が来たみたい。 「何!?そんなびっくりすること?」 「いや違うよ!!ぼーっとしてたから;」 「大丈夫?気分悪い?」 「ううん全然っ!!てか、違うぼーっとだし?」 「悩み事?」 めっちゃ真剣な瞳。 カッコイイー☆ 「違うよぉ~♪もぉ平気だから心配しないで?」 「よかった…一安心♪」 ニコッと無邪気な笑顔☆ くぅ~~~☆ かわいい♪ でもカッコイイ★ 「お客様。ごゆっくりどうぞ」 お化け屋敷の中に入ったとたんに真っ暗 何も見えん! 気づいたら、愁耶の腕を組んでいた 「美乃?怖いの?」 「ううん全然。ただ暗過ぎて見えなくて。」 そぉ言って、腕を取ろうとした ギュッ 「え…?どぉしたの?」 愁耶が取ろうとした腕をまた組ませたのだ。 「いや?ただこうしていたいんだよな」 カァァァ//////// 「ダメ?」 うぅゞ そんな事言われたら 「別にいいよ?」 しか言えないぢゃん!!
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