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お化け屋敷に着くとカップルがたくさん並んでた。
「カップルだらけだね!」
そぉ言って愁耶を見上げる。
「ん?そぉだなっ♪みんな『きゃー☆』とか言うんぢゃね?」
そぉ言ってこっちを向いてにかっ☆と笑う
その笑顔にドキってするんだよね
ついこの間まで“男友達”だったのに…
今ぢゃすっかりハマってしまったみたい♪
だから最近思うの
こんなに背高かったっけ?
こんなに声低かったっけ?
こんなに目大きかったっけ?
こんなに指長かったっけ?
こんなにかっこよかったっけ?
何より…………
こんなに好きで好きで堪らなかったっけ?
って。
自分でも不思議なくらい愁耶に惹かれてる
告白の時あんなにありえない!って言ってたのが嘘みたい。
「なぁに自分だけの世界にいっちゃってるの?」
突然愁耶に話し掛けられた。
「ぅお!?」
あたしが考え込んでる間に順番が来たみたい。
「何!?そんなびっくりすること?」
「いや違うよ!!ぼーっとしてたから;」
「大丈夫?気分悪い?」
「ううん全然っ!!てか、違うぼーっとだし?」
「悩み事?」
めっちゃ真剣な瞳。
カッコイイー☆
「違うよぉ~♪もぉ平気だから心配しないで?」
「よかった…一安心♪」
ニコッと無邪気な笑顔☆
くぅ~~~☆
かわいい♪
でもカッコイイ★
「お客様。ごゆっくりどうぞ」
お化け屋敷の中に入ったとたんに真っ暗
何も見えん!
気づいたら、愁耶の腕を組んでいた
「美乃?怖いの?」
「ううん全然。ただ暗過ぎて見えなくて。」
そぉ言って、腕を取ろうとした
ギュッ
「え…?どぉしたの?」
愁耶が取ろうとした腕をまた組ませたのだ。
「いや?ただこうしていたいんだよな」
カァァァ////////
「ダメ?」
うぅゞ
そんな事言われたら
「別にいいよ?」
しか言えないぢゃん!!
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